琅琊榜(ろうやぼう)弐●まとめ/感想
【中国語勉強】
导演=監督・演出
编剧=脚本
制片人=プロデューサー
拍摄=撮影
拍摄地点=ロケ地
首播频道=初放送チャンネル(テレビ局)
播出日期=放送期間
续作=続編
琅琊榜〈弐〉~風雲来る長林軍~
原題『琅琊榜之风起长林』
英題『Nirvana in Fire 2』
〈全50話〉
- 日本版の画像は、検索すれば沢山でるので絵の方で!雰囲気好きです。
小説原作とドラマ脚本
・海宴
監督・演出
・孔笙、李雪
プロデューサー
・侯鸿亮
作品BGM
・孟可
製作会社
・东阳正午阳光影视有限公司と爱奇艺(iQiyi)
製作期間
・2016年12月15日~2017年5月
中国の放送メディアと放送開始日
・2017年12月18日~2月12日
・ネット動画ではiQiyiで配信開始。
・テレビ局は、東方衛視、北京電視台で放送開始。
日本
【放送したテレビチャンネル】(2021年現段階)
・衛星劇場
・チャンネル銀河
あと、期間限定でGyaO!でも無料で配信されてます。
【発売元/販売元】ポニーキャニオン
DVD BOX 1~3 発売中!【メーカー価格】19800円
販売サイトで値下げしてるところあり。
BOX 1(1~16話)
BOX 2(17~32話)
BOX 3(33~50話)
感想
あらすじやキャラ紹介は、人気作品の続編でブログで沢山紹介されてるので割愛。
テレビ放送でちゃんと中国ドラマを最後まで見届けた初めての作品。私が観たのは、銀河チャンネルの日曜日朝5時から3話連続の枠。
ろうやぼう2が終わったあと好評だったのか、すぐに火曜~木曜の夜中2時から2話連続放送したのが忘れられない。
週3より週8で観たかったな…(´・c_・`)
実は、ろうやぼうをDVDで14巻の28話まで観てたんだけど、たまたまろうやぼう2のCMを見ちゃいまして、ろうやぼうもテレビ放送されるだろうと。ならレンタルでお金をかけるのもなーと思い中断。ろうやぼう2を観ることに決めました。
OPは1と同じく墨絵で綺麗でしたね。メロディーは、作品の中身を語るような切なさを感じるメロディーで合ってました。
でも、曲の入りが強めな音から弱くなっていくので、1のOPの入りと真逆で少しの間は違和感がありました。続編って形で観てなかったらなんとも思ってないな。(笑)
そして、中国ドラマの曲って素敵だな~と思えるきっかけとなった2曲の内の1曲が、
EDの『清平愿』【作詞】海宴【作曲】 董颖达。
一貫してこのEDが使われていますが
前半は女性、後半は男性と歌い手が代わります。
(もう1曲は、武則天のED 『無字碑』。
それからは、中国ドラマ観る度に良曲に出逢える~。全般的に曲調が好きなのかも。)
前半は女性の黄绮珊
《琅琊榜之风起长林》主题曲[歌词字幕] -【清平愿】-黄绮珊献唱
後半は男性の多亮。
どちらも好きなんですがよく聴くのは、男性バージョンの方!
サビは力強いのに、曲全体は儚げなんですよー。サビはドラムで、サビ以外はピアノのテンポっていうのもあるんだけど、それぞれ曲のベースの楽器の重ね方が好きです。
お話は、嫌いにはならないけど、大好きになるほどでもないですね。普通です。
正直、お兄ちゃんと濮阳缨と墨淄侯の退場の仕方がね…少し雑かな。墨淄侯は後から出てくるんだろうと予想してたのに本当に死んでてちょっと残念。
それから最後の敵(あえて言わない)が動機弱いし、他国や他人頼りで天下を取ろうとするのはナンセンス。強くなったとはいえ、運任せは良くない。もうちょっと知略を巡らせて欲しかったなってのが正直な感想…。
南北朝時代の梁の国をモデルにしてるので、後先が暗いのもしょうがないけどね。
ろうやぼうにでてきた役者さんがちらほらいましたね。ラノベで転生もの流行ってましたが、中国ドラマでも続編で別キャラに転生するってあるんだと教えてくれました。ありがとう!
あと、恥ずかしながら濮阳缨は、女性が演じてるとずっと思っておりました。声が女っぽいし、見た目もそうかなって思ってたのに、調べたら俳優の郭京飞っていう男性でした。
敵役で見事にムカつくやつでしたね~。演技素敵でした!
この人は少林聞道のメインで出演してましたね。GyaO!で観てたけど、同時進行で観てる作品ありすぎて観るのを挫折。
メインの3人の内の1人なんですが、この人だけ本当に同じ世代?っていう違和感が観てて拭えなかった…。
お兄ちゃんの萧平章がね…出来るヤツでして、コイツいなくなったら大変じゃね?感が観る度に漂ってて、見事に話の流れがそうなるんですよ。(^-^;)
奥さんの蒙浅雪との絡みは良かったな~。蒙浅雪に子供を授かってることがわかり、平章がいなくなっても子供と生きてくれて何より。いなかったら後追ってそうってぐらい、夫婦の絆深かったからさ。
今までの中国ドラマ観たなかで一番理想の夫婦(*^^*)
そして弟の萧平旌もそれを実感し、梁の危機を救うため自分に出来ることをやるも、色々あって最後は政府や世間を見限り、旅に出るんですよね。自分のために自由になる。このラストはけっこう好き。
ヒロイン林奚の距離感も恋する流れもほどよく良い感じ。
最後に、父である萧庭生によく頑張った!と言いたい。死ぬシーンは泣いてしまった。お兄ちゃんのシーンより私はこっちの方が印象的。
国のため、陛下のため、民のため、義兄弟のため、家族のため、自分以外に善良を尽くす姿が素晴らしかった!
萧元启(元啓)は、平旌に対しての友情→嫉妬心が上手く表現されてて、ここの話の流れは良かったです。
主人公サイドの人たちは皆良い人で、敵役に対しても牽制するはするも、やり方が弱いんだよね。結局、嫉妬と私欲で敵が調子こいちゃうのです。調子こいた分、ほとんど因果応報で跳ね返ってたけど。
中国ドラマ見始めで、けっこう陰湿なことやるじゃないの。と思ってたら、後から観た中国ドラマのほうが陰湿・謀略に長けてて、ろうやぼう2はまだ序の口だと悟りました(笑)
中国ドラマに興味ある人には、ろうやぼうシリーズ見せた方が良いかも。
話も分かりやすいし、他の中国ドラマに比べて話のテンポが良いので、初心者に優しくオススメの作品です。