中国ドラマにハマリました2020-'22

中国ドラマ(主に時代・古装劇)やキャスト、音楽など▼▽全部ネタバレ込みです。ご了承ください▼▼

明蘭36~49話まで●感想

 

 ネタバレ込みで書いてます。よろしくお願いします。

 

自分が気になったところをあとで見直すためにまとめています。

 

 

36話、明蘭と賀弘文の婚約の話は進んでいたが、賀家には罪人がいる曹家の親戚がいた。恩赦で釈放されており曹家の娘は都に赴き、厚かましくも賀弘文の側女にしてほしいと懇願する。明蘭もその場に居合わせ話は収束せず、後日おばあちゃんと賀夫人が話し合い。明蘭と賀弘文は赤の他人になった。

37話、盛家の娘を娶りたい と顧廷燁と話したことを長伯が盛鉱と若弗に伝える。

38話、如蘭と文炎敬の二人が密会しているのを長伯と顧廷燁が目撃する。おばあちゃん、若弗が自分の娘ばかりで明蘭のことを考えないため叱咤する。斎衡科挙に合格。明蘭に縁談を申し込もうと斎衡の母・平寧郡主が盛家へ向かう…。

39話、母から明蘭たちの縁談を聞いたあと、斎衡は顧廷燁と話し合い。皇后が主催の馬球大会で顧廷燁の熱意を聞き明蘭が求婚を受け入れる。少しですが墨蘭と呉夫人登場。

40話、明蘭と顧廷燁の結婚式!エンディングは主人公コンビに変わってます。

41話、顧家の叔父たちは顧廷燁、叔母たちは明蘭と対立する。秦夫人は表面上は顧家の人達や明蘭たちと上手く取り繕っているようにみえるが、裏では顧家の義兄妹たちに対して憤っている。明蘭の印象も庶子の嫁から曲者に変わる。

42話、里帰りで盛家に帰郷。三姉妹は嫁いでから初めての挨拶。若弗の姉・康夫人もいて明蘭に対して発言が刺々しい。盛紘も何か吹き込まれたのか調子こいてるらしいなと明蘭を叱る。明蘭と再会のおばあちゃんを見て癒された回。 

43、皇帝から賜った顧家領地の澄園(ちょうえん)に明蘭たちは移住する。顧家からスパイの侍女を送り込まれる。さらに、物静かな叔母が澄園に訪問するも、明蘭が手強い相手と見極め去る。常ばあやが明蘭と話す。

44、秦夫人のスパイ、頼家の3人侍女を追い払うことに成功。そして曼娘と息子は1度見つかるも逃げられたため、情報を元に再度捜索を石頭の義姉にお願いする。

45、荘園の視察に行く。顧廷燁が借用書燃やす。

46、皇太后と皇后、皇后の妹、明蘭でお茶会。皇太后に侍女を側女にとお願いされるも明蘭が上手く理由をつけて侍女を軍にいる若い兵に嫁がせる話になる。斎衡が皇太后と組み兗王派の残党を排除する仕事を担う。その際、顧廷燁の従兄弟も関わってることが判明し、顧廷燁たちは叔父叔母たちと揉める。

47、さらに秦氏の息子・顧廷煒も関与していて牢屋送り。顧廷燁と明蘭は顧家に呼ばれる。助ける条件として顧廷燁は実母・白氏を顧家の家系譜に載せることと提示。が、顧廷煜に断られてお互い意見は曲げず話は平行線になる。

48、顧廷煜は、父が書き残した文と顧家の財産をみんなの前で暴露する。その後、顧廷燁と顧廷煜二人で話し合いお互いの条件をのんで交渉成立。数日後に顧廷煜が死去。朝堂で、顧廷燁が捕まった顧家の者に対して皇帝に赦免を願い出て、皇帝が検討すると答えて次回へ。

49、弟の顧廷煒と従兄弟のひとり廷狄は釈放、もうひとり廷炳は流罪。顧廷燁の実母・白氏は称号を賜り、ばあやは仏壇の前で報告。顧廷燁は寧遠侯爵位爵位を継ぎ、金紫光禄大夫(きんしこうろくたいふ) 兼 上柱国、明蘭は永嘉郡夫人、秦氏太夫人の称号を賜る。秦氏は白家の白亭預と手を組み、顧廷燁を陥れるために朱曼娘を見つけて顧廷燁たちと会わせる。顧廷燁と曼娘が二人で会食して、曼娘がナイフで顧廷燁を刺す。曼娘は、息子は死んだと叫んで監禁されるところでおわり。

 

 

3週間分の36~49話が放送済みになり、感想まとめ。

 

49話にしてやっと曼娘再登場!期待を裏切らない暴れっぷりでした。

最後らへんで衝撃的なセリフを吐いて終わりなんて……来週も待ち遠しいです!

そして、ちらっとでた白家の人が三国志secret of three kingdomsの満寵役の人ではありませんか!

明蘭は知っている役者さんたちがでてくるのでモブ役でも目が離せませんね。

 

 

先週はボートレースあって明蘭がお休みで週4でした。1日ないだけでも寂しく感じるって相当この作品に入れ込んでます(笑)

 

あと、40話から主演コンビのエンディングに変わりました。その前でもたまに流れてたのですが今後もこっちなんですかね?

 

正直に言うと…、歌手が二人歌っているエンディングのほうが好き。聴き慣れたからってのもあるんだけど、主演コンビの曲は声の伸びのなさが気になるので常に聞くのであれば前のままが良かったな。(小声)

嫌いではないのです。エンディングでたまに聴くのがちょうど良かったなって感じです。

 

 

 

明蘭が如蘭と会話した時にいい放った3つの信じていない言葉が印象的でした。

一つ、子供が言う 大人になりたくない

二つ、年寄りが言う 早く死ぬだけだ

三つ、年頃の女子が言う お嫁に行きたくない

 

明蘭の作品はけっこう心に響く言葉が多いんですよね。

 

 斎衡の母親が明蘭をよく思ってないことに悩んで婚約をする行動をためらっていたときに斎衡が顧廷燁に言われたこと

「望むものを手に入れたければ、危ない橋を渡れ。」

 

明蘭は斎衡と両思いだけど身分の差で諦めるために自分に言い聞かせた言葉が

「自分の丈に合わないことを望めば自分を苦しめるだけ。」

 

斎衡が顧廷燁と明蘭の縁談聞いても諦めきれず、盛家に向かうも小桃が断って去っていく際、その話を明蘭は陰で聞いていて呟いた言葉

「後ろは振り向かないの。」

 

48話の二人で話し合いのとき顧廷煜が顧廷燁に問いかけます。

 もしも皆を守るために妻と離縁しなければならないときは? の返答

「仮定の話はする気がない。たとえ家を潰したとしても私は妻に罪を着せん。

すべてを失い名声が地に落ちても己の力で再起してみせる。」

 

 

顧廷燁の性格が言葉に滲み出てますね。結果がどうあれ、何事も自分の力で行動してきたのがわかります。

 

 

キャラクターの性格と言動が全てマッチしていて、明蘭の世界観に引き込まれるし、観ていてあっという間にエンディング。明蘭の人生は波瀾万丈で、問題が起こっても冷静に対処している姿はとてもたくましいです。たまに自分で対処てきないことは周りの人が助けてくれるので、そこはちゃんと周りと協力して乗り越えていきます。時にはどうしようもないこともドラマでは描かれ、リアリティーもあり見ごたえがあるのかもしれません。

それに、感情はちゃんと裏では吐き出すタイプなので、賢さだけでなく人間性がより感じられます。もちろん、明蘭以外のキャラクターも観てて共感できるところも沢山あり魅力的な人ばかりてす。だからこそ明蘭のドラマを観てるととても楽しいのです。

 

他にも良い言葉があった気がするけど忘れちゃった(笑)チャンネル銀河でも、明蘭が2月8日から始まるので見直す予定です。BS11版は本編を少しカットしてるみたいなので、カットされたところを新たに観られたら良いな~。

 

 

それと結婚式はとっても良かった!北宋では、結婚衣装は男が赤、女は緑がメインだそうで明蘭が着ている衣装がとても美しかったし、緑の花嫁衣装が新鮮でした。

 

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【左】知否知否“绿肥红瘦”究竟指绿嫁衣?还是指其他? - 每日头条

【右】赵丽颖《知否知否应是绿肥红瘦》里面,盛明兰大婚的头饰挺美艳的

それぞれの記事から画像は引用しています。

 左の画像記事では、北宋時代の花嫁衣装についてドラマと絡めて記事にしています。中国語のみですが、気になる方はこちらの記事も読んでみてください。

 

そして、中国では明蘭放送と共に上海にある 杜莎夫人蠟像館(マダムタッソー館)で結婚衣装の明蘭と顧廷燁の等身大フィギュアが期間限定で展示されました。

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【左】《知否》二播更多花絮照流出,赵丽颖站冯绍峰身后大方秀恩爱超甜 - 剧情奥秘

【右】恭喜明兰二叔!赵丽颖冯绍峰饰演角色入驻上海杜莎_手机新浪网

それぞれの記事から画像は引用しています。

 

蝋人形でそっくりそのままですごいけど、画像でみると綺麗というより怖いですね(笑) 

衣装はドラマで着たのではなく、蝋人形に合わせて新たに模倣して作ってるみたいです。そう思うと、生でみると怖いって印象より技術がすごーい!ってなるのかも…。

まあ…写真撮影可能なので明蘭たちと写真が取れた!ってことでファンなら思い出の1枚として楽しむのも良いかもしれません。

 

【マダムタッソー館】

蝋人形(等身大のフィギュア)の館です。著名人の等身大フィギュアがいくつもあり、写真撮影が可能です。イギリスに本館が、世界各国に分館があります。

日本では、分館のマダムタッソー東京が 東京都港区台場1丁目6−1 デックス東京ビーチアイランドモール3Fにあります。興味のある方はホームページを御覧下さい。

※明蘭たちの蝋人形は期間限定で中国のみ展示で日本では展示しておりません。

 

【'21年5月5日追記】2021年5月の段階では、重慶市のマダムタッソー館に展示中。

 

おばあちゃんが明蘭を引き留めるシーンはうるってきました。おばあちゃんに感情移入しすぎて明蘭と引き離したくなかった……。そして無言で去る明蘭の姿が前向きに人生を歩んでいく覚悟にみえました。

 

あと書蓉ちゃんが明蘭に 母親じゃない って言ってたけど、今後の展開で母親と呼んでくれる場面がでてくるのかな?そこもどんな風に話に持ってくか期待しています。

 

 

結婚後の顧家の話も問題だらけでどう対処していくのかがみどころです。

 

スパイの侍女は、盛家の差配役の経験が活かされ難なく追い出すことに成功し

秦氏や叔母たちには、顧廷燁を主と称えて妻は仕える身として余計なことはしない。

 

だけど、賢く優雅に対処している明蘭でもちゃんと裏では感情を吐き出してるシーンがあり、顧廷燁との絡みもちゃんとみせてくれます。

 

それにお互い理解しあってはいますが、明蘭と顧廷燁の気持ちの持ちようの違いが面白いですね。

 

 建前と本音を視聴者にも分かりやすく描写しているので、大人の方々はとても共感できるのではないでしょうか。私は うんうん っと首を縦に振ってしまうほど共感してますよ(笑)

 

 

そして48話で顧家の主である顧廷煜が亡くなりました。病気がちのため、あまり表立っての行動はできませんでしたが、妻と娘を守るために今までの状況を利用して顧廷燁と取引します。

 

この回を観て私的に疑問に思ったことがあります。

 

最初に、顧廷燁の条件をのまなかったのは、顧家の主としての意地で、顧廷燁の性格を見越してでしょうか?

 

うーん、なんか違う気がするんですよ。顧廷燁の思い通りにさせたくないのはドラマを観ていてわかりますが、それよりもすぐに承諾して返答すれば自分に得がまったくないからでは?

 

顧廷燁は根は悪くなく条件を承諾しなくてもあいつが従兄弟たちを助けてくれると、顧廷煜は顧家の面々には言い聞かせていました。しかし、それは建前だと思っています。

 

卒倒してから命がないと知り、7~8年生きられるつもりで算段してきた。だが余命がわずかであれば、もはやこのままではいかん。 と言ってたセリフからみて、元々は状況に応じて顧廷燁の対策を何らか講じていたはずです。

それに、従兄弟たちを助ける、助けないはどっちでも良かったのでしょう。

 従兄弟たちの罪はさほど重い罪ではなく、顧家が潰れるほどのことではないと分かっていたでしょうし。お荷物の従兄弟を排除できるのは、顧廷煜にとっては良いことなので。

 

本音としては、顧廷燁の条件を受け付けない上に、自分にとって利益がでるように顧廷燁と取引して事を上手く運びたかったのでは?

 

 でも現状は、7~8年生きられると思ってた体が予想以上に悪化している。本来の計画までたどりつけるのは無理だと判断して考えを変えたのではないかと。

もしそうなら、臨機応変に自分の妻と娘の未来を保証させたのはさすがとしか言いようがありません。

死んでいく者として、家族想いであれぱ現世に置いていく家族のことを心配するのは当たり前ですからね。

 

+病気であるがために静観せざるえない環境でしたので、人をよく観察し人間性を見抜くのに長けており、顧廷燁も妻である明蘭も性根は悪くないと判断しました。今まで顧廷燁と敵対してきたにもかかわらず、顧廷燁たちに家族を託した訳です。

 

妻や娘が虐げられないよう、自分がいなくても安全な環境をちゃんと準備しているのです。そして、秦氏や顧家の叔母叔父の親戚と関わらないよう警告しています。顧廷煜の妻や娘を観てると善良で賢そうですが、知略を巡らすような人柄ではありませんからね。唯一、顧廷煜が心残りなのは家族が悪人に利用されることです。心配しているのがものすごく伝わってきます。

 

最後の家族シーンはほろりと涙がこぼれる。

顧廷煜役の高子沣さんがとても良い演技でして、あっ…この人もうすぐ死んじゃうんだな…。

ってセリフがなくても表情だけで何とも言えない気持ちになり、こちらも泣けてくるのです。

 

顧廷燁が明蘭に兄について語ります。兄は病弱だが知略に長けている。もしも、兄が病弱じゃなかったら自分は顧家を追い出されていたかもしれない。

 

ここのシーンもあって、より顧廷煜の存在がどれほどのものだったかを視聴者に印象を与えています。顧家では影が薄そうにみえても、病弱ながらに虎視眈々と知略を巡らし顧家のなかで生き延びてきました。秦氏がいるのに。←ここ重要(笑)

 

 

さて話の流れが顧家だけでなく、夫婦共に話が皇太后と絡んでいくということは政権争いがまた勃発するフラグですよね。政権争いは派閥で知略を巡らすだけでなく最終的には武力行使です。兵力をどれぐらい持ってるかが鍵なので顧廷燁が暴れる展開も待ってますよ。

顧廷燁のアクションシーンは男気あってカッコいいので、ぜひとも暴れて頂きたい。

 

ここまで観てきた限り、明蘭は妻としての役目で顧廷燁を支えているみたいで、本当に愛している訳ではないようです。顧廷燁が曼娘と共寝するかもしれないのに嫉妬はしてないし、他の女と寝るとなっても同じ態度です。そんな態度に顧廷燁は怒っていましたね。

この二人の温度差も変わっていくのかな。これから本当の夫婦になっていくのでしょうか。

 

どう描いていくのか、この先もテレビにかじりついて観ますよ!